• O:der ToGo

「DX推進プロジェクト」の名の下、コロナ禍に一斉導入。うどんのお持ち帰りをデジタルが後押し

丸亀製麺(株式会社トリドールホールディングス)

誰もが知るうどん専門店「讃岐釜揚げうどん 丸亀製麺」を運営する株式会社トリドールホールディングス。
同社がビジネストランスフォーメーション、具体的には業務改善と新規ビジネスの創出を目的に2020年10月より全社的に取り組んでいるのが「DX推進プロジェクト」だ。

そして、同プロジェクト内「中食ニーズへの取り組み」の一つとして「丸亀製麺」でコロナ禍に急拡大させたのが、テイクアウト向けモバイルオーダー「O:der ToGo(オーダートゥーゴー)」の導入だった。今回は、”うどんの持ち帰り”という新たな挑戦の裏側にある丸亀製麺におけるモバイルオーダー導入を紹介する。

コロナ流行後1年未満で全国600店舗へ導入。店舗での体験を重視し素早く整備

丸亀製麺では、2020年5月にテイクアウトサービスを開始し、翌6月に一部店舗でテイクアウト向けモバイルオーダー「O:der ToGo(オーダートゥーゴー)」の試験導入を実施した。その後、驚くべきスピードで2021年2月には全国600店舗以上へ導入を発表し、オンライン決済にも対応している。

この驚くべき導入スピードの理由について、株式会社トリドールホールディングス執行役員CIO 兼 BT本部 本部長の磯村氏は以下のように語った。

スピード感という意味では、トリドールのカルチャーとして以前からあります。
それを体現できているのは店舗、その店舗を支える営業部隊の尽力あってこそですね。方針さえ決まれば、そこから先の展開は一気に進めます。
モバイルオーダーも然りですが、何か新しいことを始める時、店舗でトライアルした結果、問題ないと判断できたらすぐさま全店展開へ向けて動き出すんです。

インタビュー「【前編】「内製化はしないと決めた」。トリドールのDX、カギはSaaSのフル活用」より

コロナ禍において、多くの飲食店がモバイルオーダーを導入したが、システム導入だけで満足してしまう店舗も少なくない。注文方法だけでなく「注文~支払い~受け取り」の一連の流れにおいて、「また利用したい」と思えるスムーズな体験であることがモバイルオーダーを導入することにおいて重要なポイントと言える。容器や受け取り導線の確保など実店舗側の整備も欠かせないだろう。

丸亀製麺ではこの点をしっかりと意識し「O:der ToGo」の導入と同時に、
・テイクアウト商品受け取り場所の新設
・スタッフオペレーションの見直し
を行うことで、お客様の体験を損なわない状態をつくりだしている。

▲テイクアウト専用の商品受け取り場所。注文時にオンライン決済で支払いを済ませるため、店頭では商品を受け取るだけでよい。

同社の思いに応えるべく、Showcase Gigの強みである開発・保守体制のもと、POSシステムとの連携をはじめとするサービス導入に短期間で対応した。

アプリではなくウェブブラウザで注文可能、チャネルの最大化を実現できる

さらに、テイクアウトの利用シーンに合わせた導線としてGoogleマイビジネスも活用している。Googleマップで「丸亀製麺」と検索すると、近くの店舗の注文ページへ進むことができる。
時間を気にせずゆっくり商品を選ぶことができるため、セットメニューの「ついで買い」や家族の「まとめ買い」が増え客単価が上がりやすい。

▲注文は専用アプリでなくウェブブラウザ経由であるため、そのページのURLを貼り付けるだけで自社HPやSNS、Googleマイビジネスなど各チャネルを活用することができる

2021年春、うどん弁当が大ヒット!あくなき挑戦がつづく丸亀体験の新しいカタチ

「O:der ToGo」の導入をはじめとしたスピード感ある経営判断や現場を含む社員の総力が功を奏し、現状では、テイクアウト比率は売上全体の約25まで拡大している。※4月は20%弱
「DX推進プロジェクト」のひとつである「中食ニーズへの取り組み」に一層注力し、今後はテイクアウト比率30%以上を目指すという。

また、「中食ニーズへの取り組み」のひとつとして発売を開始したテイクアウト限定メニュー「丸亀うどん弁当」は、4月の発売開始以降4ヶ月で900万食を突破した。

▲「丸亀うどん弁当」。卵焼きときんぴらごぼうは、この弁当のためだけに開発された。

実は、「丸亀うどん弁当」は、もっと素早くテイクアウト商品を提供できるようにしたい、という課題感から生まれた商品なんです。
せっかくテイクアウトでお買い上げいただいても店舗での運用が捗っておらず、改善が必要でした。
いかにお客様をお待たせせずにスピード感を持って提供できるものは何か、というところを突き詰めて考えた結果たどり着いたのが、入れる具材があらかじめ決まっている「弁当」というフォーマットだったんです。

「丸亀うどん弁当」を購入するお客様は、リピート客のみならず初めて丸亀製麺を利用するお客様も多いという。テイクアウトやモバイルオーダーという新たな取り組みが売上拡大と新規顧客獲得にも寄与している。

さらに現在は、テイクアウト・デリバリ―の多様な注文経路への対応を見越した新たな店舗レイアウトの検討や、AIを活用した需要予測にも取り組んでいるという。
時代とお客様に寄り添い、次々と新たな取り組みを進める丸亀製麺から今後も目が離せない。

 

 

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