
【DX対談】飲食店の「オフ・プレミス」化で、私たちの食体験はどう変わる?
2020.12.01
インタビュー
飲食店向け
2017.11.17
インタビュー
日本ではクレジットカードや電子マネーなどを使ったキャッシュレス決済が少しずつ普及してきてはいるものの、まだまだ現金社会なのが実情だ。では、一方の海外ではどのような状況かいうと……アメリカでは、キャッシュレスどころか、“スタッフレス”なレストランが登場している。
2015年8月にサンフランシスコで誕生したサラダ専門店「イーツァ」は、世界初の“無人”レストランだ。店内には、ウェイターも、レジ係も、調理係もいない。いるのは、客が困ったときにアドバイスをする係のひとのみ。
注文は店内の専用機器で行い決済はクレジットカード、受け取りは自ら行うことで店内でのオペレーションを完全無人化。訪れた客は、まったく他人とコミュニケーションすることなく、料理を受け取ることができる。
メニューはサラダボウルとサイドメニューのチップス、ドリンクのみ。注文は、店内にずらりと並んだタッチパネル式のセルフ注文機で客自身が操作して個なう。支払いもクレジットカードでその場で完了。レシートはメールで届く仕組みになっている。
受け取りは、コインロッカーのようにずらりと並んだ受け取り口で行う。出来上がると店内のデジタルサイネージに名前が表示され、指定の受け取り口から受け取れることができる。なお、調理は客からは見えないバックヤードで行う。
イーツァは2017年11月現在、アメリカ国内で7店舗を展開中で、今後さらに広がっていくことが予想されている。このような無人レストランは日本にも来るのか……気になるところだが、日本ではキャッシュレス決済の普及が20%にも満たない状態だ。まずは決済インフラの整備が必要と言えるだろう。とはいえ、金融庁と経済産業省では、2017年までにキャッシュレス決済の比率を40%に引き上げる方針を打ち出しており、この方向性が加速していくことは間違いないと言えそうだ。
レストランの無人化はもう少し先になりそうだが、消費が便利になる世の中はもうすぐそこまでやってきているのかもしれない。
編集=Showcase Gig
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