
【DX対談】飲食店の「オフ・プレミス」化で、私たちの食体験はどう変わる?
2020.12.01
インタビュー
飲食店向け
2018.02.09
インタビュー
小売店向け
2018年の2月9日、東京・渋谷に新たなシンボルが現れた。株式会社ストライプインターナショナルが展開するライフスタイルブランド「koe(コエ)」による、ホテル併設の“体験型”店舗「hotel koe tokyo」だ。
「hotel koe tokyo」は3つのフロアで構成される。1Fで来店者を出迎えるのは、ブレッド&ダイニング「koe lobby(コエ ロビー)」と音楽イベントなどを開催できるイベントスペース「koe space(コエ スペース)。「koe lobby」では、パン屋、カフェ、洋食屋、居酒屋、ラーメン屋という日本の食文化を象徴する5つのジャンルを提供する。
(撮影:Showcase Gig)
注目したいのはパンメニュー。とくに、代官山の人気フレンチレストラン「Ata(アタ)」の掛川哲司シェフがプロデュースするふわふわのフレンチトーストは必食だ。
(撮影:Showcase Gig)
そして、このフレンチトーストは、スマートフォンから事前注文&キャッシュレス決済が可能。株式会社Showcase Gigが提供するモバイルオーダーシステム「O:der(オーダー)」を導入したことで、忙しい朝や行列のできるランチタイムでも、最小限の待ち時間で商品の提供を可能にしている。行列に並ぶのが苦手な人は、ぜひ利用したいサービスだ。
(撮影:Showcase Gig)
2Fに構えるのはアパレル・雑貨ショップ「koe渋谷店」。koeのメンズ・ウィメンズ商品のほかオリジナル雑貨も多数ラインナップする。特筆すべきは、「スマートレジ」だ。「koe渋谷店」では、21時から23時の間は“無人店舗”となり、客はすべてセルフで会計と袋詰めを行う。会計はクレジットカードのみ対応で現金は使えない(Apple Payや各電子マネーも随時対応予定)。
(撮影:Showcase Gig)
(撮影:Showcase Gig)
無人となると、セキュリティ面が不安になるが、ストライプインターナショナルによると、当面は各所に設置した防犯カメラと商品についたICタグと連動したセンサーを1F入り口に設置することで対処するという。
“渋谷的”なカルチャーを表現する1~2Fと大きく趣を異にするのが、3Fのホテルフロアだ。「茶室」をデザインコンセプトにしたというホテルは、クールな和モダン感じさせるシックな雰囲気が特徴。華美な装飾を削ぎ落とし、シンプルかつ上質な異空間に仕上がっている。
koeのブランドコンセプトは、「new basic for new culture」。様々な人が集まるカルチャーの発信地・渋谷に現れた「hotel koe tokyo」は、まさにそのコンセプトを体現する施設と言えそうだ。
(撮影:Showcase Gig)
「渋谷は、IT、ファッション、食など様々な文化を呑み込んで変化を続け、国内外への情報拠点になっている、日本を代表する“カオス”な街です。モバイルオーダーや無人店舗など、デジタルテクノロジーを軸にした、ある意味“カオス”なエンターテインメント体験をとおして、ここから“新しい感動”を提供していきたいですね(「koe lobby」責任者・源城篤志氏)」
koeでは、今後も当施設でのあらゆるコンテンツをとおしてブランドの世界観を表現し、新しいアパレルショップのあり方を提案していくという。これからの展開にも要注目だ。
編集=Showcase Gig
関連記事
2020.12.01
インタビュー
飲食店向け
2020.11.24
インタビュー
飲食店向け
2020.11.18
インタビュー
飲食店向け
2020.06.09
インタビュー
2019.10.03
インタビュー
2019.09.27
インタビュー
2019.09.10
インタビュー
2019.09.04
インタビュー
2019.03.28
インタビュー
2019.03.25
インタビュー